養蚕

アーダングループの「養蚕」は、株式会社奄美養蚕が担っています。

 

会社概要

社名   株式会社奄美養蚕

設立   2011年

代表   西 博顯

事業   養蚕および新機能カイコの研究飼育

 

日本シルクの発展に貢献します

アーダンの養蚕は、(株)奄美養蚕が担当しています。

奄美養蚕では、カイコの餌となる桑の畑づくりから行い、南西諸島特有の『島桑(シマグワ)』を栽培しています。

その栄養豊富な島桑を食べたカイコがつくった繭を収穫しており、規模としては年間100万頭飼育可能な設備で養蚕しています。

この繭はアーダンのシルク化粧品や寝具(繭まくらなど)の原料となります。

桑葉飼育の様子
桑葉剪定の様子

カイコの飼育は桑葉と人工飼料(桑葉の粉とその他餌を混合したもの)で行っており、桑葉の勢いがある春から秋にかけて桑葉飼育、人工飼料飼育は通年で行い、繭の質に差のない養蚕を実現しています。

また、研究養蚕にも取り組んでおりTG(トランスジェニック)カイコの飼育を行うための、カルタヘナ法第二種使用等に定められた拡散防止措置を施した蚕室で飼育しています。

カルタヘナ法の目的は、遺伝子組換え生物等を使用する際の規制措置を講じることで、生物多様性への悪影響の未然防止等を図ることです。

TGカイコが作った繭は、現在研究用としての活用ですが、新機能をもったシルク原料化などが検討されています。

日本の養蚕業は衰退が続いており、 全国の養蚕関係者とともに、日本シルクの発展に貢献します。

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